【大隅半島の広大なシラス台地】 |
桜島など火山の多い鹿児島県はその影響でシラス台地が多い地域です。
鹿児島県本土の52パーセントの面積を占めます。
なお最も一般的なシラス台地は
笠野原台地をはじめとする大隅半島中部の台地群です。
シラス台地に降った雨は速やかに
地中に浸透するため台地上には川や湖、沼などの水源がほとんどありません。
しかし、シラス台地によってきれいに磨かれた地下水があります。
特に大隅半島北部を流れる
菱田川流域には1,100か所もの湧水があるのです
湧水に恵まれた低地は弥生時代から
水田として利用されてきました。
だが、笠野原型シラス台地では湧水の場所は谷底近くのみで
水源の乏しいシラス台地の上は開発が進みませんでした。
【シラス台地を救ったさつまいも】 |
不毛といわれるシラス台地ですが
さつまいもは繁殖能力が高く
痩せた土地でも育つことで
大隅半島は急速に発展します。
さつまいもが栽培されるようになって
最大の功績は飢えを救ったことです。
そのためシラス台地は農民による開発に加えて
武士による開発も盛んに行われました。
さらに飢饉が発生した地域からシラス台地上への移住も行われました。
しかし、さつまいもばかり食べていると
タンパク質欠乏症に陥るという欠点があります。
鹿児島は古くから豚肉食が盛んであったため
カバーできたとされています。
そのため、今でもおいしい豚の生産が
鹿児島には受け継がれているのです。
明治維新以降はさらに大規模な開発が行われるようになり
ダムなどの水源を利用した灌漑も行き渡るようになりました。
さつまいもの他、ダイコン、ニンジン、キャベツなどの野菜や
茶などが大量にに栽培されるようになりました。
(茶の生産量鹿児島県全国2位)
不毛といわれるシラス台地が様々なものが作れる
食の生産拠点と大変貌を遂げたのでした。
【サツマイモと大隅半島の発展】 |
その後昭和30年代には、でんぷん原料として生産が急拡大。
ここでもさつまいもが大隅半島の発展に大きくかかわっています。
【こだわりの生産者】 |
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鹿児島県大崎町のこだわりの黒豚
鹿児島県大崎町のこだわりの完全無投薬オーガニック鰻
鹿児島県大崎町のこだわりのオーガニックの桑
鹿児島県大隅半島産日本キジ 日本キジ 養殖センター小倉
大隅半島のこだわりの焼酎「新平酒造株式会社」
大隅半島のこだわりの焼酎「天星酒造株式会社」
大隅半島のこだわりの焼酎「若潮酒造株式会社」
大隅半島のこだわりの焼酎「太久保酒造株式会社」
【大隅半島の名所】 |
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大隅半島おすすめの観光スポット「横瀬古墳」
大隅半島おすすめの観光スポット「唐仁古墳群」
大隅半島おすすめの観光スポット「溝ノ口洞穴」
今後、こだわったものや大隅の素敵なところなど紹介(更新)していきます。